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2006年01月01日

まさに老舗の味、この伝統の餡には驚きの「銀座若松」

若松の餡か生きる、伝統の味「あんみつ」に舌鼓。
デパートりうぼうの1階、銘店街にある「銀座若松」は、和菓子屋や甘味処と呼ばれるものが少ない沖縄では貴重な存在。そう、甘いもの好きにはたまらない店なのだ。
「銀座若松」の創業は明治27年。名代の「若松の餡」は北海道十勝産小豆をつかい、職人が手間ひまかけて練りこんだもの。もちろん、すべての材料は東京銀座から直送されている。
まさに老舗の味、この伝統の餡には驚きの「銀座若松」甘味処というのは100%女性客なのかと思っていたら、結構男性客もいるとか。特にランチタイムは、ちからうどんや和風ラーメンに人気があるらしく、男女問わず店内は賑わいを見せている。
また、健康ブームを反映してか、トコロテンを注文する男性も増えているらしい。
さて、この「銀座若松」、なんと「あんみつ」を最初に考案した店なのだと教えてもらった。自慢の「こしあん」を生かすために昭和初期に考案されたもので、発表当時は店の前に長い行列ができたという。
ならばということで、名物の「あんみつ」をお願いする。待つことしばし、目の前に運ばれてきたのは鉢にいっぱい盛られた寒天とフルーツ、その上にドンと鎮座している餡のかたまりだった。
それにしてもこの「あんみつ」、寒天もフルーツもすごいボリューム、アンコも結構量があるし、いかにも甘そう。甘いものは好きだけど甘すぎるのはちょっと…、と怖気づく。
それが、いや、食べてみて驚いた。甘くないのよこれが。本当にビックリ、上品な小豆の味はするけれど、ほんのり甘いというくらい。だからフルーツの美味しさもそのまま生かされているし、あんなに大きな餡のかたまりを全部ぺろっと食べても胸焼け一つしない。不思議不思議。
これぞ伝統のもつ重みか「若松の餡」と謳うだけのことはある。いままであっさり味のアンコには色々お目にかかったけど、これはまた別格だ。「あんみつ」を見る目が変わったというか、若松に行くなら私は「あんみつ」を迷わずお勧めする。
まあ、そうはいっても他のものも食べてみたいと思うのも人の常。「あんみつ」の他に、お汁粉やくず餅なども美味しいし、季節物として笹餅、桜餅、おはぎなどがあるので、これらをお目当てに訪れてもいい。これからの暑さには、かき氷もおすすめ。宇治金時、クリームミルク金時など、かき氷でも「若松の餡」は楽しめる。
本物を楽しむために、甘党なら是非一度足を運んで欲しい。

※この記事は2005-06-14時点のものとなります。

まさに老舗の味、この伝統の餡には驚きの「銀座若松」


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