しまグルメブログ

石垣港を背に、桟橋通りをぶらぶら歩いて行くと「あさひ食堂」にたどりつく。
立体的な看板や飾りが出ていないが、初めての人でもすぐ分かるだろう。入口の上部にある「あさひ食堂」の大きな文字が目印だ。

自動ドアを手動で開けて（節電らしい）入ると店内は広い。
カウンター席にテーブル席、座敷席もある。カウンター上のメニュー表を見て思わず声を上げてしまった。メニュー数がメチャクチャ多いのだ！
幕の内定食700円を筆頭に、うなぎ・天ぷら・とんかつ・イカ炒め・たまご焼きなど定食メニューだけでも16種類。
さらにカレー400円にオムライス・エビピラフ・チャーハンなどの洋食メニュー、沖縄料理のメニューでは中身汁にソーキ汁・ゴーヤー炒め・ヘチマ炒め・とうふ煮付け・アシティビチ・そばメニュー・牛汁など、全メニューを羅列しただけで記事が終わりそうな勢い。
ざっと数えただけでも45種類はあった。




メニュー表左下の「本日のおすすめ」は必ずチェックしたい。日替りで、あさひ食堂など定番メニューの中から1種類をサービスとして50円安く提供しているそうだ。また、毎月第三土曜日は「そばの日」として、そば一杯200円の特価サービスがある。


お店のおすすめで「ソーキそば」600円と「あさひ定食」600円をいただくことに。先に出て来たのがソーキそば。具が大きいうえに多い。ソーキだけでなく大根や青菜など野菜の煮物もてんこ盛り。そのおかげで麺が見えない。
主役のソーキは骨までトロトロ。味がよく染みていて、しかもしつこくない。野菜と肉を交互にかじり、麺がようやく見えて来たところでさっぱり味の麺とスープをすする。ソーキそばといえば具はソーキのみというものに慣れていたので、目からウロコの一品だった。


続いてあさひ定食。覚悟はしていたが、これもまた迫力の5品だった。とんかつ・煮物・小鉢・白飯・椀ものは日替りでこの日は中身汁。
食べきれないと思いつつも、中身汁をすすするとショウガ風味のさっぱり味がおいしい。すでに7割は満腹のつもりだったのに入る入る。おそるべし、あさひ食堂マジック！　

気前が良く、その上味も良い定食屋なのだ。

※この記事は2005-07-22時点のものとなります。