しまグルメブログ

石垣島の国道390号線を大浜方向へ。八重山支庁舎からほど近い場所に「焼肉ステーションガストロ」はある。目印は、道路沿いに何本も並ぶのぼりと、ロゴマークのコックをあしらった看板だ。今回は看板のあかりが灯り始める夕暮れ時におじゃました。

店内は、焼肉屋というよりライブハウスのような印象だ。チェッカー模様のフロアに、天井ファンを模した照明、壁にぐるりとめぐらされた赤いネオン…60'sサウンドが聞こえてきそう。
テーブルについて料金システムを確認する。1時間30分の制限時間内食べ放題・飲み放題。アルコール類は別料金になる。



早速メインの「焼き肉コーナー」へ。牛肉・豚肉のカルビ・ロース・ホルモン・テビチ・ソーセージ、さらに野菜・海鮮と焼き物など脇役だって負けていない。「寿司コーナー」、ご飯ものやスープ・カレー類の「ホットコーナー」。ジューシーな野菜・果物が並ぶ「サラダコーナー」「フルーツコーナー」、飲み放題の「ソフトドリンクコーナー」と来て、トリを飾るのは目にも楽しい「デザートコーナー」。　
コーナー数も多いが、コーナーごとの品数も多いのが、この店のすごいところ。　手当たり次第、といきたいところだが、バイキングのマナーは「食べきれる量のみ取り、残さないこと」。

さらにこの日は、月に1、2回ある特別メニュー「石垣牛」も登場！　発色のいい赤身に適度な霜降り具合、石垣牛のカルビに食べ放題の店で出会えるとは正直驚きだ。これは店のオーナーが兼業で石垣牛を生産しているからこそ出来る大サービス。毎日とはいかないが、月に何度か生産牛を直接提供しているだそうだ。

せっかくなので石垣牛カルビはミディアムレアでいただく。やわらかく、肉の旨味が強い。口の中に広がるカルビの余韻を惜しみながら生ビールを流し込む。　
「焼肉ステーションガストロ」は、サイフにもお腹にも舌にもうれしい食べ放題の店だった。

※この記事は2005-07-29時点のものとなります。