しまグルメブログ

「ステーキハウス四季」は、ステーキハウスの老舗と言っていいだろう。今年、長く営業してきた中の町を離れ、330号線沿いの園田に移転、8月1日にグランドオープンした。

新店舗は店内も広く、様々な個室も用意されている。雰囲気は以前と同じアジアンエスニック。レリーフや置物は中国風だ。鉄板焼ステーキが売り物の「ステーキハウス四季」ならではの、磨きこまれた鉄板が眩しい。

「ステーキハウス四季」というと、特選牛ヒレステーキや、特選サーロインステーキが有名だが、舌の肥えた食通に人気があるのが「やんばる和牛のステーキ」。今まで様々な和牛を取り入れてきた老舗のステーキハウスが、これこそと推薦するのが「やんばる和牛」なのだ。



「やんばる和牛」を使ったステーキは、「牛ヒレステーキ」と「サーロインステーキ」の２種類。今回はヒレステーキをいただくことになった。

「ステーキハウス四季」の特徴は目の前でシェフが調理してくれること。鉄板焼パフォーマンスを身近に見られるだけでも素晴らしいが、シェフとの会話が弾むこの時間は、もうひとつの楽しみといって良いだろう。
最初に付け合せの野菜を調理し、お待ちかね「やんばる和牛の牛ヒレ」を鉄板の上に置く。とたんに広がる香ばしい香り。こんがりと焼めのついた牛肉を、あざやかなナイフさばきで食べやすく切ってくれる。その手際のよさに目も釘付けになるほど。
「やんばる和牛牛ヒレステーキ」はとても柔らかく、その柔らかさだけでも感激なのだが、味も抜群だ。牛肉のエッセンスだけを、ギュッと詰め込んだような深みのある味。ヒレなのでしつこくなく、後味も上品。口の中にジワッと肉汁が広がり、とろけるようなヒレ肉だ。
これを食べれば、自信を持ってやんばる和牛を勧めている理由がわかる。




「ステーキハウス四季」は、1730円からステーキが味わえる嬉しい店で、やんばる和牛のステーキも4095円というリーズナブルな価格で提供している。この値段で和牛を堪能できるのも地元牛ならではといえるだろう。

こちらではランチメニューも用意されていて、ランチだと1050円からステーキが味わえる。本格的なステーキがお手ごろ価格で味わえるとあって、ランチタイムの人気も高い。

新しい地に移転したことでより利用しやすくなったが、地元を大切に、地元とともに歩む姿勢は変わらない。家族で、グループで、カップルで、是非足を運んでみて欲しい。

※この記事は2005-08-12時点のものとなります。