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2006年01月01日

舗フランス料理店の洗練された味「ビストロジュゴン」

気軽に楽しめる一流フランス料理


ご夫婦2人で切り盛りしている、素敵なフランス料理店を紹介しよう。場所は北谷から国体通りに入り、七福神のある交差点を曲がってずーっと奥。ちょっと分かりにくいので、最初は地図を見ながら探してみるのがいいと思う。名前は「ビストロジュゴン」、この地で24年営業しているフランス料理の老舗だ。

料理を担当するご主人は、パリの二つ星レストランで修行した一流シェフ。沖縄ヒルトンホテルで腕を振るっていたが、そのまま沖縄に住み着いてしまったのだ。奥様はホール担当、料理の説明をしてくれる時のやさしい笑顔が印象的だ。

舗フランス料理店の洗練された味「ビストロジュゴン」店内はシャンソンが流れ、ビストロという雰囲気にふさわしい、こぢんまりと落ち着いた空間。
今回は、前菜の「海の幸のパイ包み オマール海老のソース」と、「牛ヒレ肉のステーキ 黒胡椒のソース」の2品をご馳走になった。

まず、「海の幸のパイ包み オマール海老のソース」。パイ皮がごらんの通りふっくら膨らんでいる。このパイ皮をサクサクとスプーンで崩すと、オマール海老の香りがぐっと立ち上り、濃厚な香りに食欲がそそられる。

中身は、ホタテ、小エビ、甘鯛など。コクのあるオマール海老のソースに、新鮮な素材がマッチ。前菜とは思えない厚みをもった味に感心する。パイ皮も香ばしく、最後に残ったソースをつけていただくとまた格別だ。

「牛ヒレ肉のステーキ 黒胡椒のソース」はメインディッシュとなる一品。色とりどりの季節の野菜に囲まれた、分厚い牛ヒレ肉がつやつやと美味しそうだ。
柔らかな牛ヒレ肉を切り分けて口に運ぶ。表面がカリっと香ばしく、中から肉汁がじわっとでてくる。この表面のカリっとしたところが黒胡椒ソースとよくからみ、ソースによって牛肉の旨みがぐっと引きだされている。牛肉にはやっぱり胡椒が合うんだと再認識。

「ビストロジュゴン」は、一流のフランス料理を長く提供してきたこともあって、馴染みの常連客も多い。中には舌の肥えたフランス人の姿もあって、外国人のあいだでも有名な店のようだ。
そういうことになるとお値段も高いと思いがちだが、嬉しいことにとてもリーズナブルなお値段で、ディナーでも2500円から楽しむことができる。

ご夫妻の暖かい人柄があらわれた店「ビストロジュゴン」。予約客も多いので、出掛けるまえに電話で確認するといいだろう。

※この記事は2005-10-19時点のものとなります。

舗フランス料理店の洗練された味「ビストロジュゴン」


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Posted by しまグルメ at 00:00 │グルメ