しまグルメブログ

ご近所に是非欲しいタイプの居酒屋さん


ゆいレール美栄橋駅から北向けに徒歩2分、住宅街の中に溶け込むように佇んでいる「味処 魚河岸」は、創業15年。もともとは久茂地で営業をしていたのだが、4年前にこちらに移ってきた。
「魚河岸」という店名通り、こちらは魚がメイン。カウンターに取り付けられたガラスケースの中は、その日仕入れた新鮮な魚でいっぱいだ。時期によっては秋刀魚の刺身・釣りアジの刺身なども食べることができる。
店内は木目と和紙で落ち着いた雰囲気。8席のカウンターのほか、テーブル席が2つ、奥には小ぢんまりした掘りごたつの座敷が3つあり、こちらはちょっとした接待などに最適だ。

寿司・刺身ともに旨いが、中でもお勧めは「サバ押寿司：1300円」。その辺で出しているような酸っぱい物とは格段に違う贅沢な1品、肉厚豊かなぴしっとしたサバに、程よい酢メシが絶妙。間に挟まったオオバの香りもさっぱりと心地よく、お土産としても人気の品だ。
近所なら何かにつけて買いに来たい、と思わせる隠れた実力派である。
もう1つ、お店の顔として注文を集めているユニークな商品がある。「ポテトたこ焼き：480円」だ。
名前はたこ焼きだが、大きさは野球ボールくらい。ジャガイモをベースにした生地にタコとチーズを入れて揚げた1品で、ほくほくポテトととろけるチーズ、タコの歯ごたえが一度に楽しめる。

地元密着型の小さい店舗なので、逆に週末でも2～3名なら予約無しでもOK。もちろん、予め連絡を入れておけば、最大18人の団体様まで対応してくれる。
旨い刺身で1杯やりたくなったら、前島の「魚河岸」、オススメです。

※この記事は 2005-11-2 時点のものになります。