しまグルメブログ

小ぢんまりとした店舗ならではのメリット満載。


国際通りから程近い沖銀本店近辺は、多種多様な居酒屋さんが乱立している激戦区だ。週末ともなるとどこもいっぱいで、空いてるお店を探してうろつきまわった経験のある人も多いだろう。
そんな中にあって今回紹介する「串焼きとワイン にわか」は比較的すいてて、しかも本格的な串焼きが食べられる穴場的存在。ここで紹介するのはもったいない気もするが…。

久茂地小学校から程近い「串焼きとワイン にわか」は創業約7年。オーナーさんは福岡で串の修行を積んできたベテランだ。
店内は濃い木目が基調の落ち着いた雰囲気で、テーブル3つとカウンター8席という広さ。この広さのおかげで、焼き場のいい香りがどこにいても楽しめるという仕掛けになっている。串好きにはたまらない香りだが、苦手な人には2階席がおすすめ。上は低いテーブルが5つほどおいてあり、全部で約20席。大人数での宴会での貸しきりにも対応できる。


メニューはというと、鶏・豚・牛はもちろん、ベーコン巻き・ぎんなんなどもあって全部で約30種。変わったところでは厚揚げやゴーヤーばら巻きなどもやっている。これだけメニューが豊富な串焼き屋さんは、県内ではあまりお目にかかれない。しかも、1本100円からというリーズナブルな価格設定も嬉しい限りだ。
中でもオススメは「とん足：250円」。豚臭いこってりとしたヤツをイメージしがちだが、「にわか」のとん足は格別。何度も水を替えつつ4時間かけて丁寧に煮込み、臭みを取り除いているのでとっても食べやすいのだ。女性客からの注文が多いというのもうなずける。こういう細かな下ごしらえは、大型店舗では難しいんじゃないかな。
それを10分かけて丁寧に焼き上げるので、外はぱりぱり・中はあつあつのゼラチン質という具合。豪快に手掴みでばらしながら、ポン酢で食べる。そば屋で食べるてびちとはまた違った味わいが楽しめる1品である。

こんないいお店なのに、土曜は比較的すいているとのこと。これは是非覚えておいたほうが良いだろう。久茂地近辺で飲みたくなったら、迷わず電話確認である。
尚、「にわか」はランチタイムもやっている。昼のメニューはカレー・さば・焼肉の3種類で、価格は550～750円。こちらも要チェックだ。

※この記事は2005-12-14時点のものとなります。