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2006年04月22日

おでんを囲み、今夜もゆんたく「おでん小町」

何はともあれ、てびち!


前回よりも、天気がいい日が多くなりましたが、どしゃぶりの雨が降ったかと思ったら、快晴になったり。天気が不安定な今日この頃。もう少しでうっとうしい梅雨か…。バイク乗りとしては、カッパが必須アイテムになる季節です。
と、そんなことより、またまた頭が空っぽ…じゃなくって胃袋が空っぽ!
空腹は心身ともに良くない。イライラしてきます。

さて、行ってきました今回も。毎度毎度の沖縄市。お店の名は「おでん小町」です。
場所は、国道330号をプラザハウスから北向きに走り、右折すると沖縄郵便局に行く交差点を、逆に左折して1本目の路地の右角。道がちょっと細く、見落とすかも知れないのだが、赤ちょうちんが目印。

あっそうそう、車は、お店に駐車場がないので、すぐ近くのコインパーキングを利用するのがベスト。そうでないと、帰ろうとしたら車がなく、高いお金を払うはめに…。

おでんを囲み、今夜もゆんたく「おでん小町」ん〜むむ。腹の虫が鳴いてうるさい。もう我慢出来ません!
ドアを開け、店内に入ると、何やらいい香りが。カウンター越しの四角いおでん鍋から、どうだと言わんばかりに、湯気と香りが小生に向かってくる。

おもむろに、おでん鍋前のカウンター席を陣取る。2つのおでん鍋があり、1つは通常のおでん種が入っているのだが、もう1つのおでん鍋の中はと言うと「てびち」ONLY。それも、普通の2倍ほどの大きさ。でもこれは、下ごしらえ中のもの。しっかりと味をつける為と、じっくり時間をかけることにより、柔らかさと臭いを飛ばす為。「てびち」はVIP扱いです。

それもそのはずで、この「てびち」は、お店の看板メニュー。1968年(38年前!)のOPEN以来、お店では欠かすことがないんだとか。おでんのダシ汁も、減った分だけ継ぎ足しているから、38年分のダシが出ている。で、この38年間、台風が来ようが、体調が悪かろうが、何せ1日も欠かさず、必ずダシ汁には火を入れ続けているということもスゴイ。小生には出来ないです。このダシ汁、どんぶり飯にかけてかき込みたいところ。実際、常連のお客さんの中には、このダシ汁をもらって帰る人もいるとかいないとか…。

大きい理由は、お客さんに、お腹いっぱいになってもらいたいとの、女将の心遣いから。なんでも、仕入れ先の精肉業者に豚足を長くカットしてもらい、念入りに毛を抜いてもらっているとのこと。お店でも、一度湯がいてさらに入念に、毛をまた抜いている。「てびち」に関しては手間ひまかけてます。

そうこうしている内に、出てきましたおでんの盛り合わせ。量が多いのはもとより、やはり「てびち」の大きさがデカイのなんの。ついつい、アップの写真(写真下)を載せてしまいました!
「てびち」に箸が吸い寄せられ、まずは一口。柔らかく、臭みもない。ちょっと臭かったり、毛が残っているお店も、正直あったりするが、これなら、苦手な人でも大丈夫。丁寧な仕事をしていると違います。OPEN以来のダシ汁の味も、しっかりと染み込んでいるし。

一気に小生の胃袋へと流れ込む。こうなったら、もう止まりません。大根、法蓮草、ジャガイモ、豆腐、ウィンナー、玉子、昆布。次から次へと、箸が吸い寄せられ、おでんがのっていたお皿は、あっと言う間にてびちの骨だけ。しっかりとダシ汁までおいしくいただきました。
ベルトの穴を一つずらし、一息。しばし、肝っ玉女将と談笑。
ふと時計をみると、2時間半も経っていた。時間を忘れさせてくれるお店です。

お店を後に、コインパーキングで精算。お腹はいっぱいでも、財布の中が空っぽ…。
なんとかなるさ〜!?

おでんを囲み、今夜もゆんたく「おでん小町」


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Posted by しまグルメ at 18:00 │グルメ