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2006年06月04日

こだわりではない、当たり前のそば「ゆたかやそば」

白いスープ…


バイクに乗るのが辛い梅雨に突入で、憂鬱な今日この頃。
さて、そんな気分を吹き飛ばすには、気分転換が必要で、小生には、それが食す事だったりします。
何はともあれ、腹ごしらえ。そこで、食しに行ってきました!
今回は、北中城にある「ゆたかやそば」。

場所は、那覇から329号線を北上し、渡口の信号を右折。そのまま道なりに進行し、北中城高校を過ぎると右手にローソン(ゆたかやそばの立て看板あり)があるのでそこを右折する。すると、右手に「ゆたかやそば」の看板と古民家(概観とてもきれい)が目に入る。すぐ近くは、北中城の海岸です。

こだわりではない、当たり前のそば「ゆたかやそば」イクを置き、いざ店内へ。
まず、概観・店内ともに店鋪がきれいで、明るいことに気付く。
早速だが、オーナーの方に聞いてみました。
なんでも、建物自体は、築約100年ほどの古民家を知念村から移築したんだとか。しかも、オーナーと仲間10人(ほとんど素人)くらいで、解体から組み上げるまで約2年の歳月をかけ完成させたそう。100年も経った建物とは思えない程、きれいでしっかりしています。天井を見上げると、梁に満遍なくついた煤が、100年の歳月を物語っています。因にオープンは、2002年9月。

店内に気を取られており、気がつけば目の前に料理が!
今回食すは、ゆたかやそばセット(¥735)。
そばを見て、「むむっ」!?
写真でも分かるかと思いますが、そばのスープが白い!
大体は、カツオだしベースの透き通ったスープだと思うのだが…。
聞いてみると、オーナー自ら、じっくり5時間ほど煮込んだ、豚骨スープだと言うことが分かった。
沖縄そばで豚骨とは、小生初めて食します。これは、期待出来ます。もう我慢出来ません。
すでに右手には、割り箸が…。

豚骨とカツオの香りが湯気と共にほのかに立ち込め、白いスープを一口いただく。
豚骨ラーメンのスープのイメージで、コッテリしているのかと思っていたが、全く逆で、アッサリしている。その上、マイルドで、甘味を感じる優しい味。これもなぜなのか聞いてみた。

塩はシママースを使用しており、豚骨スープをマイルドにし、甘味のある自然の塩味を感じることが出来るんだとか。このそばのスープを一度口にしてしまうと、普通の、沖縄そばのスープは、「硬く」感じるようになるかも。少なくとも小生は、そう感じました。

次に、麺を一口。これまた、程よい「こし」と「甘味」を味わうことが出来る。詳細は、教えていただけなかったが、オーナーは、麺にもこだわりを持っており、粉の配合から太さまで、細かく製麺業者に依頼しているとのこと。麺だけ売って欲しいと言うお客さんもいるほど。

別皿に自家製のソーキ・軟骨ソーキ・三枚肉があるので、お好みでそばと一緒に食すもよし、ジューシ−と一緒に食すもよし。因みに小生は、そばではなく、ジューシ−と一緒におかずとして食した。出来れば是非、皆さんもそばだけで、最初は食してもらいたい。なぜなら、「ゆたかやそば」の「そば」は、他に何も必要としないから。撮影の為に紅ショウガをのせたが、これも無論必要としない。

小生には、十分過ぎるほど、美味しい「そば」だったが、オーナーは、まだまだ満足をしていない様子。
“こだわりを持って「そば」に挑んでますね”との小生の言葉にもオーナーは、“当たり前の事をしているまでです”と、さらっと言葉が返ってくる所に感じるものがある。「そば」一筋で、これからも精進し続ける「ゆたかやそば」。

う〜ん、当たり前のことがなかなか出来ない。
どうしよう。
日々精進、精進

こだわりではない、当たり前のそば「ゆたかやそば」


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Posted by しまグルメ at 13:00 │グルメ