しまグルメブログ

海岸線をみながら快適なドライブが楽しめる南部は、最近趣向をこらしたカフェが増えていて、カフェ好きな女性にとっても人気にあるスポットになっている。

「カフェ風樹（ふうじゅ）」もその中のひとつ。百名ビーチの近くにあるこのカフェは、名前のとおり風が爽やかに渡り、目の前に雄大な海が広がる自然派カフェだ。

地図をみると場所が分かりにくそうな気がするけど、ひっそりとではあるけどチャンと道案内の看板が出ているので迷わずたどり着ける。看板に案内されて細い道をくねくね入っていくと、素敵なログハウスが目の前に忽然と姿を現すのだ。

取材に伺ったのは午後の遅い時間だったのにも関わらず（なおかつ平日）、お客さんがひっきりになしに訪れるという人気ぶりで、話に聞くとやはりリピーターも多いのだそう。

入り口でまず目に飛び込んでくるのは、なんと床からニョッキリと生えている大木！　吹き抜けの空間にのびのびと枝を広げているその姿には感激する。
「風樹」を建てるときに、自然に生えている木を切ったりせず、そのまま家の中に通したそう。もちろん葉っぱもついているので、まるでツリーハウスの中にいるような気分。
なんだかそれだけでとても嬉しい。

開け放たれた窓から爽やかな風が吹き渡り、その向こうには雄大な海が広がっている。
ずーっとここでのんびりしたいという誘惑に駆られるほど抜群のロケーションに、リピーターが多いのも納得できるというもの。

さて、そんな｢風樹｣で出していただいたお料理はというと、こちらのオリジナル「なんタコセット」。
タコスやタコライスはもうすっかり定番になってしまったけど、そこに一工夫。インド料理で使う「ナン」の上にタコスの具が乗せられている。それもただ乗せただけじゃなく、チーズをかけて一度焼いてからフレッシュな野菜を乗せている。

このチーズを焼いてあるところがミソで、ふちの部分がカリッとしていてとても旨い。まるでピザのような食べ応えがあり、思ったよりボリュームもたっぷりだ。



このほか限定10食ですぐに売り切れる「チキンの照り焼き」も人気のメニュー。自家製のぜんざいも夏場は是非味わってみてほしい。

これからの季節だと屋外の席もいい感じだ。まるで自分の別荘に来たような感じでのんびりできるはず。
「カフェ風樹」は、自然の中で自然を満喫できる憩いのカフェなのだ。