しまグルメブログ

国際通り三越裏手のセントラルホテルの通りを久茂地川向けに進むとすぐの右手角に「てぃーだんぶい」の看板。
店名の「てぃーだんぶい」。沖縄の方言で、雨宿りや日向ぼっこの意味だそうです。気軽に入ってくつろげる空間を…そんな店長の想いの詰まった店名です。
店内は、42席と席数も多く個室もあります。アジアンテイスト溢れる店内には雑貨が色々と飾られているのですが、ごちゃごちゃ感がなく不思議と落ち着ける空間になっています。

私が、一番気に入ったのが、カウンター席。テーブル台がガラス張りになっていて、テーブルの下には夏を思わせる爽やかな飾りつけ。こんなテーブルで飲んだらバカンス気分間違いなし。

今回いただいたお料理は、日替わり生パスタの「ジェノバ風クリームパスタ」。手打ちの平麺が使われていて、バジル風味のクリームソースが生麺とよく絡んでいます。ざっくりと刻まれたベーコンとトマトがいいアクセントになっていて、ソースの食感が重く感じられません。メニューにあるワインを飲みながらたべたい！衝動にかられます。

店長に「居酒屋で本格的なパスタを楽しめるなんて、嬉しいですね」とお話しすると「宜野湾にある手打ち麺のお店から直接仕入れているこだわりの生麺で、僕がすごくおいしいと思ったので、メニューに加えたんです。美味しいですか？」と。店長がファンになるだけあって、本当に美味しくて、ぺろりと平らげてしまいました。しかもこのパスタ、割とボリュームがあるのです。聞くと他のお料理もボリュームがあるのだとか。

「僕が、食いしん坊なので…」と笑顔で話す店長。お料理にボリュームがあるのなら、お料理メインの来店かな…と思っていたら、「遅くまで開いているので、食事を終えてからの方が来てくださることもあるのですが、お腹がいっぱいなのにドリンクだけでは…といって、お料理を注文したりするんですよね。それで、バータイムメニューを設けてます」と店長。メニューには、スーチカーチーズや明太子ディップバケットクラッカーぞえなど手ごろな金額で、お酒のつまみになりそうな品々が並びます。

店長の話を聞きながら「てぃーだんぶい」、店名そのままの居心地のいい空間だな～としみじみ思いました。
今回メニューの中で気になっていたけれど食べられなかった「イベリコ豚の生わさびのせ」。次は、絶対たべたいな、ビールを片手にほっこり和みながら。