しまグルメブログ

那覇市久米にある「味工房　陣屋」は季節料理と日本酒が楽しめる店。場所は国道58号線の泉崎ロータリーを波ノ上方面へ。久米大通り沿いのファミリーマート手前左側にあります。
店内は和風で落ち着いた雰囲気。ちょっとしたカウンターと掘りごたつタイプの座敷があり、お座敷は人数によって仕切ることのできる造りになっています。

さて！今回は豪勢に“下関産の寅ふぐ”をいただきました～☆
まずは「寅ふぐのうす造り（中盛）」。きれいに並べられた寅ふぐの刺身は美しくまさに芸術です。薬味を入れたポン酢をつけてゆっくりと口の中へ。弾力のある歯ごたえ。噛むごとに旨みが広がります。極細のネギはふぐの身で巻いていただくのが定番。中央には細く切られた皮が盛り付けられていて、こちらはコリッとした食感を楽しむことができます。

そして骨付きの寅ふぐを鍋でいただく「あらちり鍋」はふぐの旨味を一番味わうことができるそうです。火が通った身はふっくらとやわらかく、ほんのり甘い。骨のエキスがしみているのか確かに味わい深い～。そしてこちらもプルプルの皮が味わえます。寅ふぐの皮はゼラチン質でコラーゲンがたっぷりなので、女性にはうれしいですね♪
そして最後はふぐの旨味がたっぷり出たダシで作る雑炊。これを食べたくてふぐ鍋を注文するお客さんも多いのだとか。ぎっしりとふぐの旨味が凝縮されたアツアツの雑炊は身体にしみる～！

ふぐ料理は一年を通していただくことができるのですが、その他、四季折々の料理やおすすめメニューなど季節によって変わります。また、「陣屋」で使用される食材は厳選された産地直送のものなので、本場の味を堪能することができるんです。沖縄ではなかなか見ることのできない日本各地の幻の地酒や“ふぐのヒレ酒”、“このわた”・“カラスミ”といった珍味もあり、どれもこれも気になるものばかり。

じつは今回、ふぐ料理の他にも店主おすすめの品々を色々といただいてまいりました♪

濃厚なフォアグラと酢めしのコラボが絶妙な「フォアグラのにぎり」、３日間かけて煮込んだとろとろの「じっくり煮込んだ牛たん」、春を感じる上品な「花わさびのおひたし」、コクのあるソースに包まれた「白身魚の変わり焼き」。どのお料理も手間ひまかけて作り込んでいるのがわかる逸品ばかりです！
みなさんもぜひ感動を味わってください。人気店のためすぐに席が埋まってしまうので、事前に予約することをオススメします☆