てぃーだブログ › しまグルメブログ › グルメ › 昔ながらの木灰を使った手打ちそばの店「御殿山」

2008年08月28日

昔ながらの木灰を使った手打ちそばの店「御殿山」

昔ながらの木灰を使った手打ちそばの店「御殿山」昔ながらの木灰を使った手打ちそばの店「御殿山」
那覇市首里にある「御殿山(うどぅんやま)」は、『木灰そば』が人気の沖縄そば店。場所は、首里石嶺の「城北中学校」向かいに位置します。閑静な住宅街にあるこちらの建物は、なんと築130年以上前の古民家。古きよき沖縄を満喫できる空間も人気の理由の一つです。

この『木灰そば』とは、ガジュマルの木を燃やした木灰からとる灰汁(あく)を使って打つ麺のこと。これは昔ながらの製法でとても手間隙のかかる作業なのですが、毎朝丹精込めて作り上げているのです。
ちなみに、木灰にはカルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどが豊富に含まれ、これを練り込むことで強いコシと独特の風味が生まれるのだとか。現在では「灰汁」の変わりに「かん水」を使うところがほとんどなので、これぞ『昔ながらの沖縄そば』であることは間違いなし。

昔ながらの木灰を使った手打ちそばの店「御殿山」というわけで、創業当時からあるという定番の「沖縄すば(中)570円」をいただいてみました。麺はコシのある硬めの麺で、ほのかに「木灰」の香ばしさを感じる。スープはあっさりだけど味わい深く、身体に優しく染みわたります。この香ばしい麺とスープの相性がとにかく抜群にいい☆

じつはこちらのスープ、化学調味料は一切使用せず、じっくりと時間をかけて作られているので、あっさりとした中にも天然の旨み成分がたっぷり。「ここのスープは最後の一滴まで飲み干せる」とお客さんに喜ばれることも多いのだとか。
また、沖縄に来るたびに必ず食べに来るという観光客も多く、リピート率はかなり高いそうです。首里といい、古民家といい、このロケーションも雰囲気が
昔ながらの木灰を使った手打ちそばの店「御殿山」あっていいんですよね~♪

食後にいただいた「黒糖ぜんざい(300円)」は甘すぎず、黒糖のコクと豆の食感が楽しめます。ちなみに餅は沖縄の製法によって作られた『首里もち』。とってもやわらかくて身も心も癒される一品です☆

現在はいろいろなタイプの沖縄そばがあるけど、琉球古来から伝わる昔ながらの「木灰そば」をぜひじっくりと味わってみてはいかが?

昔ながらの木灰を使った手打ちそばの店「御殿山」


同じカテゴリー(グルメ)の記事
OKINAWA SOBA EIBUN
OKINAWA SOBA EIBUN(2016-07-04 16:38)

はっちゃん食堂
はっちゃん食堂(2016-06-15 09:38)

Kitche
Kitche(2016-06-06 12:54)

ALGOS DELI×HAMBURG
ALGOS DELI×HAMBURG(2016-06-01 11:27)

麺屋きくち
麺屋きくち(2016-05-16 16:54)


Posted by しまグルメ at 14:00 │グルメ