しまグルメブログ

那覇市泉崎、バスターミナル近くにある本格ロシア料理のお店「ペレストロイカ」。店内はボックスシートとカウンター席で、席数40席と広々。
ロシア出身の女性オーナー＆シェフが切り盛りするロシア料理のお店は、県内ではここ1件だけではないでしょうか？ロシア料理と聞けば…ボルシチ?! かな。メニューをみて、そっか～ピロシキも。あまり食べなれていないので、浮かんできませんね。ボルシチは、ロシアでは一般的な家庭料理で、日本のお味噌汁くらいポピュラーな食べ物。
今回は、ボルシチとピロシキをいただきました。スープ皿というより、壷…と表現した方がいい感じの器に入って熱々のボルシチが運ばれてきました。表面に浮かぶ白い物は、チーズかな？と思ったらサワークリーム。片言の日本語でオーナーのエレナさんが「混ぜて食べてね」とアドバイスしてくれました。オーナーは、日本語が通じますが、話すのが片言なので何故かこちらも片言の日本語になっちゃって笑っちゃいました。熱々のボルシチは器の保温性が高いのか食べ終わるまで、熱々の状態を保っていました。人参、キャベツ、ビーツなど具沢山の野菜に牛肉が入っています。

野菜の割合に比べ牛肉は親指大の塊が１つなので、かなりヘルシー。ビーツはボルシチには欠かせない野菜のようで、トマトベースではないのにスープが赤色なのは、このビーツを使っているからなのだそう。そして、ピロシキ。アグーを使ったピロシキもありますが、今回は定番のピロシキをいただきました。ピロシキは、揚げパンのイメージが強かったので、食べたことがなかったのですが、こちらで出された焼きピロシキは一見、パンかな…という感じ。ひと口ぱくっといきましたら、何て柔らかいの～!!中には牛挽肉、キャベツ、卵、じゃがいもが炒められたものが、詰められていました。1個でも大人のこぶし大くらいの大きさがあるので、結構ボリュームがあります。野菜たっぷりの熱々ボルシチとぴったり。ピロシキ1個とボルシチで結構おなか一杯になっちゃいます。

コース料理も用意されていて、大勢で利用するときは、単品で注文するよりかなりお徳になります。取材中も女性客のグループが1組と男性客のグループが1組。男性客のグループの方がロシアのワインのことを尋ねていましたが、ロシアの珍しいワインが色々と置いてあるのでしょうね。

単品でボルシチを注文するとバンブシキという自家製パンがついてくるのですが、このパンも美味しそう。デザートで、本日のケーキが手作りでありますが、ロシアならではの味なのかな？と気になってしまいました。1度食べるとやみつきになる美味しさ。間違いなく、はまっちゃいますよ。


＊上記の掲載内容は、取材時のものです。